2016年7月8日金曜日

行ってみた、選挙フェス@池袋

都内で友人に会うことになり、それならと思い切って池袋へ。
ほとんど足を向けることのない場所で、目的地がわからずぐるぐる歩き回ること20分ほど。やっとたどり着いた。
三宅洋平氏の「選挙フェス」。youtubeではたくさん動画が上がっているものの、実際はどうなんだろう、と思っていたけど、開始予定の17時にはすでに数十人の人がステージ前に集まりつつあった。
フェスと謳っているだけあって、ちゃんとステージが出来ている。まず木内みどりさんが司会として出てきた。その後は、知らないミュージシャンたちが4人ほど。レゲエ、アイヌ音楽、沖縄の民謡など。首相批判の歌があったり、どれもユニークで面白い。特にアイヌの弦楽器トンコリというものは、とても柔らかで美しい音だった。
あと、正木高志という、ナチュラリスト?熊本で植林などをしている方のようだ。ソフトでわかりやすい語り口だけど、「憲法 九条だけでは足りない。それをもっと進化させた命の憲法を作ろう」というのが主張で、若干飛躍している感があったかな。
どうやら三宅氏たちの到着が遅れているようで、いろんな人たちがトークでつなぎつつ、18時半過ぎにようやく到着。
山本太郎、小沢一郎(思いっきり隠れているが真ん中)、三宅洋平
小沢一郎といえば、かつてはダイキライな自民のドンだったはずが、いつの間にか好々爺に。こっちが本来の姿なんだろうか。それとも年を経て変わったのだろうか。
とりあえず3人の姿を見れたのでタイムアップ。スピーチはyoutubeで見れるし。
池袋駅周辺は、そこかしこで街頭演説をする人がたくさんいた。元女優とかも。
でも、どこも足を止める人はまばら。誰もいないところに立ち止まるのは若干勇気もいることかもしれない。
その点、完全にこの選挙フェスは別物だった。まず広場にセッティングしているというのもあるけど、始まる前から人が集まるし、始まったら数百人がステージに集中。来ている人たちも、実に幅広かった。若い人が多めではあったが、白髪のおじいさんもいるし、ばあばぐらいの人たちも結構いた。ベビーカーを押した若い夫婦、外国人(フランス人)も。いわゆる「リベラル」な人たちだろう。ガチガチの左っていうのもどうもなあ、と思っている人たちは、三宅氏の「いろんな違いを認めよう」という姿勢に共感しているのだろうな。
手話の同時通訳ボランティアもいて、会場も通行の妨げにならないようロープで仕切ったりして、きっちり運営されている感じだった。
ライブでもみんなそれなりに盛り上がったけど、やっぱり三宅氏が登場した途端、みんなのテンションがぐぐっと上がって、スター登場!という感じの盛り上がり。拍手やヒューヒューが飛び交う。人をこんな風に惹きつける政治家はあまりいないんじゃないだろうか(イケメンだし)。会場の熱気を感じると、本当に当選してくれるんじゃないかという希望が湧く。
政治にあまり関心のない私のような人間が、わざわざ電車に乗って演説を聞きに足を運び、友人にLINEを送ったのだから、同じような人は他にたくさんいるだろう。一人でも多くそれを感じ、行動を起こす人が増えることを切望する。
実際に聞けなかったけどこれ

その後、目黒でKちゃんとTさんと会って熱く語ってしまった。都民のKちゃんも「わかった、選挙行く」と言ってくれたし。
入ったのは変わったお店で、店内には本や懐かしのおもちゃなどが飾られている。料理も美味しく、店員の感じもよく、とてもいいところだった。お通しの「うなぎの肝焼き」だけは個性的過ぎて若干残念‥
変わっているのは、「お好きな本があったらお持ち帰りください」と言うところで、選択肢は数冊しかなかったけど、タイミングよく憲法の本があったのでいただいてきた。子供向けの本だから読んだらユッピーにでもあげようと思う。

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