直島は二人とも行ったことがあったので、この日は豊島に行くことにした。
高松港から高速船で40分ほど。きれいな海にテンションアップ!
豊島は、歩いて回れるようなサイズではなく、島内を回る臨時バスか、レンタサイクルがある。容赦なく照りつける太陽の下、自転車かバスか、と迷っていたらあっという間に電動自転車は無くなってしまった。島は山で出来ていると言っても過言ではなく、海岸を数十メートル進んだら早速急な坂道になるので、電動でない自転車で回るのは非現実的。
というわけで、海岸付近の展示は歩いて回り、それ以外はバスを利用することに。
このバスケットゴールも作品
海岸から15分ほど歩いたところにある小屋が「心臓音のアーカイブ」
これはアートではなさそう海岸まで戻り、バスに飛び乗って目指すは「豊島美術館」。右が美術館で、左はショップ とカフェ。美術館の建物そのものがアート作品で、館内は撮影できなかったが、真っ白なコンクリート打ちっ放しの空間は、びっくりするほど広く、大きな円形の窓が二箇所に開いていて、そこから日差しが差し込み、その日が照らす場所には水たまりが出来ている。そしてそこを囲むように来館者たちは座ったり寝転んだり、思い思いの格好で過ごしている。私もその気持ちのよい空間に横になったら「イビキ(寝息?)をかいて寝てたよ」とパパに言われてしまった‥
美術館は広々した空間を確保できるように入場制限をしていた。
隣のショップは、美術館のミニサイズ版
ここで2つしかないランチメニューの一つ、「オリーブライス」。オリーブの混ぜご飯で、見た目よりずっと美味しかった。オリーブが佃煮のように甘しょっぱく煮てあった。
そこからバスで島の中心部へ移動し、歩いて回れるところをぶらぶら
スープストックの社長が手がけたらしい「檸檬ホテル」
古民家を一棟貸しのホテルにしているらしい。数ヶ月予約が入っているとか。
イチジクの木
帰りの船の時間が近づいてきたので、最後にもう一つだけ、バスで移動して見に行ったのが「トムナフーリ」。写真では幻想的に光っていたのだが、泥んこの坂道を苦労して登ったわりには、ウシガエルの鳴き声ばかりが耳について、実際の作品は池の真ん中に立つただの白い物体。
すれ違いに帰る人が、受付のおじさんに「暗くなれば光るんですか?」と不満そうに聞いていた理由がわかった。おじさんは「いやー、本当はずっと光ってるんだけど、明るいと見えないんだよね〜」。この作品展示は17時まで。暗くなる時間にはアクセス不可な、残念な作品だった。
帰りのフェリーでは、外の席に座った。エンジンの轟音にもかかわらず、私もパパも爆睡。周りの人も同様だった。
夜ご飯は、骨付鶏で有名な「一鶴」へ。汗をたくさんかいた後は、こういうしょっぱいのがいいね。
宿泊:スーパーホテル高松・田町 6000円(朝食込み)
温泉付き、コインランドリーあり
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