最近物忘れがひどいので、映画の感想を記録していきます。
※ネタバレ注意です。辛口です。
二子玉川のシネコンへ。
「ローマの休日」的なストーリーということで、なんとなく選択。他にあまり見たいものがなかったし、事前にレビューを読んでしまったので、あまり期待もしていなかったけど。
舞台は第二次世界大戦の終戦日の英国王室。エリザベス女王の若かりし時が主人公。
二十歳前後のリリベットと妹のマギーは、終戦を祝うおめでたい日に、どうしても外出したくて仕方がない。世間のお祭り騒ぎに参加させてよと、渋る両親(国王夫妻)を説得し、垣間見た一晩の夢と現実‥というと確かにローマの休日風ではあるけど。
始まって間もなく、早くもイヤな予感が‥
レビュー通り、というかそれ以上に「つまんない」。
まずリリベットは美人で真面目なのはいいのだけど、妹のマギーが、かわいくない上に人騒がせでイライラ。お酒を飲んで見知らぬ男にホイホイついて行って、薬を飲まされ襲われそうになる。危うく難を逃れたけど、娼館に連れ込まれたことにすら気づかず‥その後も兵隊たちの宿舎にノコノコ入り込み、踊り狂って酩酊。
そんな妹を探して一晩中街を徘徊する羽目になるリリベット。結果的には、そのおかげで脱走兵ジャックと知り合うんだけど。
指折の名画と比べるというのがそもそもいけないんだけど、同じような設定にするなら、同じようにファンタジックで、夢のあるストーリーにすればよかったのに。
一晩の冒険譚の中身は見ていてちっともワクワクしないし、エピソードに必然性もなく、ストーリーが薄い。その割にはキーとなる2人の兵士は、無駄にいい加減だし。
と思い出したらまたイライラ。
学生時代は年に100本以上映画を見たことが自慢だったワタシ。
もうここ何年か、映画館なんて年に1、2回行けばいい方。そんな数少ないうちの一本がこれというのは残念だった。
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