2016年3月30日水曜日

Taliesin West

フェニックスから30分ぐらいの町にある、Taliesin Westへ。Frank Lloyd Wrightが最後に過ごした場所。現在も建築学校として使われており、数十人の生徒が生活しているらしい。
見学はガイドツアーのみとなっており、日によっていくつかの種類があるらしいが、毎日行われている一番ポピュラーだという90分のツアーに参加した。前日に申し込み、ネットで決済したら、割引料金になった。当日窓口での申し込みだと一人36$、事前申し込みは32$だが、直前だったためなのか、なぜか28$で申し込みが出来た。30 分置きに設定されており、15時のツアー。
30分ほど前に着いたので、コーヒーを飲みながら待つ。受付のある建物にいろんなグッズを売っているショップがある。私たちのチケットは赤で、時間になったら「レッドチケットのグループ」と呼ばれる。
眩しい太陽と青空
1グループ20名ほど。平日だからか年齢層が高い。
ガイドの女性がいろいろ説明してくれるが、英語力の乏しい私には半分もわからず‥
あいにくパパはここに来る少し前から食あたりか「気持ちわるい‥」と言ってトイレに行ってばかり。ツアーの最初の方だけ参加して、ギブアップ。一番来たがっていたのに。
サボテン砂漠の中にポツンと建つ
サロンでコンサートなどもするらしい
 ワイルドなピアノ
 日本の屏風が置かれた寝室(と言っていたような)
書斎かな?ここでもお昼寝をしたと言っていたような‥
 外からしか見れなかったが、広いダイニング。食事会の用意がされていた。
学生たちの書いた図面。シェルターの設計をしているとか。作ったシェルターで、砂漠で過ごしたりするらしい。
通路
 最後に通された小さなホール
屋根はキャンバス張りだったり、ライトがいた当時は窓にガラスが無かったりと、周囲の自然と一体化するような建物。思ったよりかなり広く、とても気持ちのいいところだった。でも、砂漠の真ん中でこの状態を維持するのはとても大変なのだろう。寄付を募ったり、会員を募集したり、といろんな活動をしているようだった。高いツアー料金も仕方がない。
実際のところ、期待していたよりも見応えのあるツアーで、行った甲斐ありだった。

Montezuma Castle

朝起きると、辺りは真っ白。日が出たら間も無く溶けてきたけど。
朝食はついていないので、IHOPというパンケーキチェーンへ。
パンケーキ単品と、フレンチトースト+ベーコンエッグのセットがほぼ同じ値段で8$ぐらい。単品だとかなり割高。

さらに南下して車を走らせること1時間ほどのところにあるMontezuma Castle National Monumentに立ち寄る。入場料一人10$
先住民の住んでいた遺跡で、高い崖の上に5階建てのアパートを作っていたらしい。 
そばには小川が流れ、この周辺だけ小さな緑のオアシス。木肌の白い木が生えていて、とても気持ちのいい場所。

さらに南下していくと、サボテンがニョキニョキ立っていたりして、南国の雰囲気
今日のメインイベント、タリアセンが近づいてきた。Frank Lloyd Wrightの名が付いた通りが出てきた。

2016年3月29日火曜日

Meteor Crater

天気が回復したので、予定どおりFlagstaff方面に南下。
途中、Tuba Cityという小さな町に立ち寄る。名前がStar warsっぽくていい。マクドナルドやケンタッキーなどファストフードチェーンや、Trading post(お土産物屋? )モーテルなどがいくつかあり、この界隈では大きい方か。
その後、今日のお目当てMeteor Craterへ。5万年前の隕石の衝突で出来たクレーターだ。
手前にあるガソリンスタンドにもプラネタリウムっぽい建物があった。
思ったより立派な建物。一人18$払って中へ。
建物からアクセスすると、巨大なクレーターが。Wikiの説明がわかりやすい。
ただ、もっと巨大なものばかり見慣れたせいか、そんなに大きい感じがしなかった‥
Museumがあり、隕石の説明などが展示されている。
中にはSubwayまであり、B級感のあるなかなか面白いところだった。専用のラジオ局まであり、車のラジオを1610に合わせると、「Meteor Crater...... Impact....50,000years ago...」など大げさにひたすら宣伝が流れる。

Flagstaffに向かう。時々遠くに灰色の雲の塊が見える。多分その下は雨が降っているのだろう。
Flagstaffは、標高が高く、気温がぐんと低い。モーテルの廊下の水たまりが凍りついている。時折雪もちらついたり。

モニュメントバレー

アンテロープキャニオンを後にし、モニュメントバレーへ。
荒野の中、何台もスクールバスが走っている。どこに来て、どこへ帰るのか。
 それらしき巨岩が見えてきた
 なんとか日が暮れる前に到着。モニュメントバレーはナバホの管理する地域で、入場料20$が要る。
泊まるのはThe View Hotelで、モニュメントバレー内の唯一の宿泊施設。ハイシーズンは何ヶ月も前から予約しないと泊まれないらしい。今回は2週間ぐらい前で予約出来た。ビジターセンターも兼ねているらしいが行く時間が無かった。
このホテルの3階の部屋。全室ビューあり。
部屋の窓から有名なモニュメントが
部屋の内装も素敵
ロビーもステキ
夕食はホテル内のレストランで。ナバホ料理というが、思ったほど変わった料理ではなく、タコスとかメキシカンに近い。しかしボリュームがすごい‥半分近く残してしまった。値段はこんな場所にしては良心的で、一皿14$ぐらい。お店の女の子も愛想がいい。
外は猛烈な砂嵐で、あいにく星を眺める感じではない。けど、いつの間にかパパが頑張って写真を撮っていた。
朝は早く目が覚めたので、真っ暗な中、夜が明けるのを眺めた。寒いし少し雨がパラついている。そんな中、砂漠で夜明けを眺めるツアーだろう、何台もの車が岩の向こうに消えていった。
でも雲が多く、あいにくきれいな朝日は見れず。
多少、光が差したかな、と思ったけど
雨があられから、雪に変わっている!見る間に辺りは白くなってきた。
 ここで足止めを食らったらピンチ!大慌てで出発。激しく吹き付ける雪。雪の量はまだ大したことないが、路面が凍りついている。もちろんスタッドレスもチェーンもないので、滑らないように細心の注意を払いながら進む。
ところが、1時間ほど走ったら、雪なんて知りません、というぐらいの青空‥
どうなってるんでしょう‥

2016年3月28日月曜日

ホースシューベンド、アンテロープキャニオン

朝、ホテルの受付で、アンテロープキャニオンのツアーを申し込む。お昼頃が一番見ごろというので、12:30のツアーにした。

その前に、ホースシューベンドへ。ホテルから車で15分ぐらいのところ。
駐車場に車を止めて、砂道を15分ぐらい歩く。
目の前には、柵も何もない崖が。みんな肝試しのように、出来るだけ縁に立って写真を撮っている。
コロラド川が大きく蛇行して、馬の蹄鉄のような形になっている。
すごい迫力!深い川の色が美しい。よく見るとなんと船が走っている。いつかあの船に乗ってみたいなあ。
岩はもろく、ミルフィーユのような薄い層になっている。

その後、アンテロープキャニオンツアーの集合場所へ。アンテロープへは、ナバホのツアーでしか入れないので、必ず申し込みが必要。地上のアッパーと、地下のロウワーがあるが、ポピュラーなアッパーへ。
ツアー会社はたくさんあるみたいで、その中でもいろんなツアーがある。申し込んだのは1.5h、2人で112$+ホテルの手数料18$、キャッシュのみなので注意。
集合場所で、ナバホの人が踊ってくれた。
でもあいにくこの日は猛烈に風が強く、遮るもののない砂漠の中で、容赦なく砂が吹きつけてくる。受付でバンダナを売っているのはマスクにするためだった。
目を開けているのが精一杯
車がたくさん待機しており、10人ずつぐらい分乗して、キャニオンの入り口まで15分ぐらいガタガタ道を飛ばす。
入り口が見えた
岩のカーテン
ガイドのおっちゃんが、iPhoneを巧みに操作して、きれいな写真を撮ってくれる
あいにくの曇りで、中はかなり暗く、実際見るとこんな感じ
天気が良いと、真上から光の筋がさーっと注いで、辺りはオレンジ色に包まれるようだけど‥残念!
一時間ほど、狭い壁の間をゆっくり写真を撮りまくる。
中もちょっとした砂嵐状態で、マスクがあった方がいい。
帰りの車で、思いっきり砂をかぶり、見る間に全身赤い砂まみれ。
天気が悪くて本当に残念だったけど、雨が降って見れなくならなかっただけいいかな。